牛肉とコロッケととんかつについて取りとめもなく

挽き肉の偽装の話とかね、興味ないんですけど、そこで働いてた人たちはなんとなく可哀そうだなとは思う。まー、でも、現場の人たちがそこで何が行われてたのかまるっきり知らないわけはないんでしょうけどね。
それはともかく。
うーん、たぶん、僕って美味しい牛肉を食べたことが少ないんじゃないかな、と思う。結婚記念日とかね、それなりのお店に頑張って(←ここ重要)行ったりすると、確かに「うひょー肉旨え」とか思いますよ。だけど、毎日食べれるもんじゃないな、とも思ったり。
うちの奥さんはそもそも肉があんまり好きじゃないみたいで、しかも、脂ののったやつとか特にダメ。味覚がと言うより、体調が悪くなったりするみたい。僕自身は全くそんなことはないのだけれど、もともと肉よりは魚が好きなので、普段はそんなに食べない方じゃないかなぁ。
で、肉を食べるなら、牛じゃなくて、豚、ですよ。基本。安いから。以上。


ところで、コロッケと言ったら、僕が思い出すのは、高校時代に学校のそばにあった肉屋さんのコロッケ。たしか50円か100円くらいの。帰宅途中によく立ち寄って買い食いしていたなぁ、と。味は、ごく普通。あれの中身は牛肉だったのかな?いや、豚肉だったような…。というか、当時はそんなこと気にしてなかったもんな。ま、値段的に牛肉はありえないか。
こういうので大事なのは、そのコロッケそのものよりも、そういう学校の帰りに(部活が終わった後とか)、友人たちと一緒にコロッケ買って食った、という思い出の1シーンになっているってこと。その肉屋さんは確か今ではもうなくなってしまっているはず。母校の現在の生徒たちには、あの肉屋さんの代わりになるものが、他にできてるんだろうけど。
ま、とはいえ、僕はそんなにコロッケ好きだったわけでもなく、どっちかというと、学校から少し離れたところ(自転車で10分くらい)にあった、さびれかけた商店街の中で売ってた100円のお好み焼きの方が好きだったんだけど。これが、平たく焼いたお好み焼きをくるっとまいて包装紙を巻いただけのものなんだけど、箸も皿も必要ないのでお手軽でよかったんですよ。あったかいお好み焼きの熱が手のひらに直に伝わってくるので、それも美味しさにプラス効果があったのかも。多分、その店ももう今はない。(というか、そこの商店街自体やばい。さびれかけどころの騒ぎじゃないレベルのさびれようです。)


話が本当に取りとめもなくなってますが、とんかつについてもちょっと。
牛カツはね、あれはカツじゃないですよ、と言うと言いすぎですが、aozora21さんの言うとおり、美味しいと感じたことがない。
家ではあんまりやらない料理ですけど、カツは豚ですね、やっぱり。名古屋には「矢場とん」って店があって、東京にも出店したというのが以前ニュースになったりしましたけど、ああいういかにも名古屋的な味噌カツでなくても、別に構いません。(ちなみに僕は、「矢場とん」はそこそこ美味しいとは思いますが、しょっちゅう食べたいものではないかな。)
というか、名古屋はいわゆる有名店みたいなところも悪くはないけれど、街中にぽつぽつある、普通の大衆食堂がかなり美味しかったりします。*1
僕が一番好きなのは、実家の近くの食堂なんですけど、衣はさくさくしてさっぱり、肉はジューシーで旨味たっぷり。*2そう食べ歩いたわけではないけれど、そこより美味しい店には入ったことがないですね。

*1:蕎麦屋は有名なところがいいと思います。というのは、名古屋でそばを出す店は、基本的には「うどん屋」であることが多いのです。ラーメン屋は分からない。行列してまで食べたい味か、と思うことがある。それなら素がきやがB級とはいえ、さっぱりした味でいける、と思う。

*2:逆に、衣がベチョッとなってたり、肉が妙にパサパサしてたりするのはダメ。