趣味についてぬるいことを書くよ。

多趣味の人
http://d.hatena.ne.jp/ululun/20080827/1219812767
上記の2つのエントリを読んで。
うん、まぁ、自分語りなんで。
元増田さんは「多趣味の人かっけー」みたいに言うけど、それ、「多才な人」なんじゃないかな。それはともかく。
ululunさんがお書きになってるように、趣味のきっかけなんて何でもいいと思う。きっかけと趣味そのものを楽しめるかどうかは、実はそんなに関係ないもんね。


と、ここから、本格的に自分語りモードになっていくわけだけれど、僕の最初の趣味は「読書」で、小学生の時に付いたあだ名は「読書マン」。とは言っても、小中学生の時、年に100冊程度読んでたってだけで、例えばdankogai氏の足元にも及ばないし、今でもプロフィールの趣味の欄には一応「読書」と書いてるけれど、月に何冊読んでるかなレベルの現状。でも、読書自体は楽しんでるので、これも立派な趣味の一つでしょ、と。
小学校に入る以前から「お話」好きのこどもだったので、その延長上の趣味ではあるけれど、のめり込んで行くきっかけは「逃避」だな。ここでは詳しく書かないけど、こどもなりに辛い現実から目を逸らすため、というか。小説ばっかり読んでたので、虚構の世界に逃げ場を作ってた、とかね。
でも、逃げ場ではあるけれど、そこは楽しい世界だったし、今でも結構楽しんでる。


次が、「音楽鑑賞」で、これは「逃避」の別パターン。はまったのは「ロック」。
ただ、これは「逃避」と言っても、鑑賞の対象が「肉声」だったりするので、「虚構の世界に逃げ場を作る」感覚とはちょっと違ってきてた気がする。高校生ぐらいで一気にはまって、大学生や社会人になりたての頃は、CDをやたらと買っていた。ピークの時は月にアルバム10枚以上とか、普通だった。今はさすがにそれはやってない、というかやれない。いわゆるロキノン信者だったのだけれど、そのうち、音楽が好きなのかCDという商品が好きなのか分からなくなってきたあたりで、一息ついた感じ。まー、それくらい趣味に溺れるのもいい経験かもしれない。
一つだけ、確実に言えるのは、音楽を趣味にしたことで、僕は現実に向き合う力をかなりもらった、ってこと。
僕より、音楽に詳しい奴なんて、当時でも腐るほどいたけれど、「そんなの関係ねーよ、俺は俺の好きな音楽をひたすら愛するだけで、知識の量なんて競わねーよ」と思えてたので、というか、今でも思ってるので、ハッピーだ。でも、今は例えば新しい注目すべきバンドがデビューしたらそれを追っかける、みたいなことはやってない。そういうのは、ちょっと疲れた。俺は渋谷陽一じゃない、ってことで。


それから、大学生になってから始めたバンドね。最初はベースで、コピーバンドを一生懸命やってた。ガンズとかモトリーとかのLAメタルメタリカとかメガデスとか、ミッシェルガンエレファント、ちょっとだけブランキースーパーカー等。
バンドをやり始めた動機って、なんだったかな。とにかく、バンドがやりたかったのであって、ベースに特別な思い入れがあったわけではないのは確か。モテるかもという期待はゼロだった、と言えば嘘になるけれど、当時、音楽関係のモテと言ったら既にDJだったので、バンドやってるからという理由でモテたことは一切無い、ということは残念ながら断言できる。モテる奴はそういうの、ほんとに関係ないからね。
その後、ここのブログでも前に言及したことのある、オリジナルのバンド活動もやってたが、そっちは和気あいあい楽しくやる、という感じではなかったな。もちろん仕事にはならないので、結局趣味の範囲内ではあるけれど、なぜかバンドやってると、それに命かけてやってるって雰囲気になっちゃうんだよね。金にもならないのに。ま、「真剣な趣味」かな。
もうやめて4年以上になるが、今やるならもっとぬるいバンド活動がしたいな(笑)。でないと、続かないし。時間的な余裕が無くて、いつになったらやれる変わらないけれど。


あと、友達付き合いで始めた「草野球」というのもあるけど、これははまらなかったので、もうやってない。一応、幽霊部員状態。


で、例によって、特にオチもなくグダグダで終わりますが、今現在は趣味らしい趣味があんまりやれてないかもしれないな。もっとなにかに没頭したい気持ちはあるのだけれど、時間と体力がおっつかない感じ。だけれども、わき目も振らず趣味に没頭するのは、動機がなんであれ、きっと楽しいよ、と。
あ、ネットも趣味っちゃ趣味か。あんまりそういう自覚はないけれど。