そう、そこ。

2007年12月23日 cometori 表現と企業倫理 「殺したいと思った」と書く、か。過去の一過性の感情表現と読み取れればセーフ。が、記述の具体性・発信の反復度によってはアウトに転じる可能性ありと思う。仮に「創作」でも。総合的に判断されるのではないかな
(強調は引用者)

はてなブックマーク - あー、気が重い… - 23mmの銃口から飛び出す弾丸は

「総合的」というのは、言い換えると「全体の文脈を読む」ということだと思うのですが、hashigotanさんのくだんのエントリの全体の文脈を読めば、表現は多少過激ながらも、取り立てて問題視するような内容ではないし、はてな規約違反であるとも言えない、と僕は思うわけです。
「殺したいと思った」という表現だけを取り上げても意味はない。セーフかアウトかということを考えるのならば、その前後の文脈をきちんと見る必要があります。
「殺したいと思ったが、その気持ちを必死に抑えた」という文章と、「殺したいと思った。必ずそれを実行してやる」という文章では、まったく意味が違うでしょ? それを「殺意の表明」といっしょくたにしてはダメだと思います。
まぁ、株式会社はてなは、そこら辺の文脈を読める程度には「いけてる会社」だとは思いますが。
表現の自由云々の問題はその後のことです。とりあえず僕としては、この件についてはこのエントリを最後にしたいと思います。