ガンとかマジとかブチとか

id:yumizou:20060416:1145175954を読んで。
以下の文章は、特に何を参照にしたわけでもなく、ごく個人的な考えです。なので、「こいつ、おかしなこと言ってるな」と読み流してもらえれば、それでいいです。明らかな間違いがあったりしたら、突っ込んでもらえると嬉しいですが。


たぶん、僕もyumizouさんと同じ番組を見てて。で、「へぇ、そうなの」くらいの感想しか思い浮かばなかったのですが、リンク先の記事を見て、「そういえば、ちょっとおかしかった(違和感があった)かもなぁ」と思い直した次第。
「ガンギレ」「マジギレ」「ブチギレ」の使い分けの問題なんだけれども。その番組の中ではキレ方の程度によって使い分けるというニュアンスだったような。


①まず、「ガンギレ」は全然わからない。使ったことも、聞いたこともない。「ガン」って何?「ガングロ」の「ガン」は「顔」だったよな。もっとすごいのは「ゴングロ」っていってた気がする。「がんがん行くぜ」の「ガン」?「がんがんキレる」ってこと?


②「マジギレ」は使うかな。でも、単独で使うというよりも、文脈が必要な気がする。例えば、冗談やからかいに対して本気になって起こる相手に、「何マジギレしてんの。さむー」みたいな。キレ方の程度だけではなくて、キレたときの状況によって使うような気が。キレてはいけない場面や、「普通はキレないだろう」と思われる場面で使うとか?
文脈が必要という意味においては、「逆ギレ」もそう。ただし、「逆ギレ」には理不尽な言動を揶揄するニュアンスがあるが、「マジギレ」にはそういうのはあまりない。
もちろん、単に「キレた」と言うより、強調する言葉でもある。


③「ブチギレ」の「ブチ」はなんだろ。「ブチギレ」は「ぶちっとキレる」の短縮形で、しかも、語感が(濁点が増えることによって)強くなった言葉かな、と思ってた。(「ぶちのめす」「ぶち殺す」の「ブチ」とは違うよなぁ、たぶん。でも、語感がそれらの言葉に似ているので、余計に強い意味で使われるようになるということは、あるかも。)程度としては、確かに「マジギレ」よりも強い気はする。
でも、これも文脈を考えてみると、「突然・いきなり」というニュアンスも強いのではないか。「激しくキレる」ということも勿論あるのだが、「前後の脈絡が必ずしもあるとはいえないような状況で、意表をつくようにキレる」ということなんじゃないだろうか。


そう考えると、「ガンギレ」も文脈を考えれば、使い分けが出来るのかな? 実際には、どういう場面で使うんだろう?