もうブログ論っぽいこと書くのやめよう、とか(ちょっと)思いました。

というタイトルをつけたこの記事が、既にブログ論になっているという罠。
それはともかく。
みちアキさんのところ経由で、「弁償するとき目が光る」さんの「ネバーエンディング・ブログ論争の果て、または「で、どうするの?」という素朴な問い、あるいは危機的状況」という記事を読みました。はてブでもコメントをつけましたが、いや、これがほんと面白い!
文章が上手い人の文章って、読んでて楽しいですね。
1ヶ月くらい前に、この日記も「弁償」さんに取り上げられていて、僕もそれへのリアクションを書いていましたね、そういえば。そのとき僕は、先方の記事に対して、苦言を呈するようなことを書いたのですが、今読み直してみると、あちらの記事の方がずっと面白いんですよね。僕自身は「弁償」さんのような記事は(たとえ書く能力があったとしても)書かないとは思うんですが、あの文章にはついつい引き込まれてしまいます。
で、今回のあちらの記事は、僕なりに要約すると「なーんか、ブログ論について語ってる人が多いみたいだけど、その先には何があるの?」ということになります。いや、もう仰るとおりです、って言って逃げ出したいくらいなんですけど。もし、この記事(「弁償」さんの記事)に対して、「ブログ論批判をしているこの記事自体がブログ論じゃん」みたいな反論が出てきたら残念。そんなの当たり前じゃんか。
以下ちょっと引用。

おもしろい文章とは何か、人を惹き付ける文章とは何か、君が、あなたが、それらについて一家言も二家言もあるのはよくわかった。あなたの、君の、読みたいブログがどんなものかもよくわかった。で、いつ君はあなたはそれを実際に書くのだろう。いつまで駄目な批評家もどきみたいなことを続けるのだろう。ブログ論はネバーエンディング・ストーリーなのだろうか。途中経過であり、新たな始まりではないのだろうか。それとも始まらないのがweb2.0というやつなのだろうか。つーかなにそれ、なんて読むのかもわかんないしっ(逆キレ)うぇぶにーてんぜろ?

素晴らしい。皮肉でもなんでもなく。
もうちょっと、引用。

さんざんブログを語り倒した末に「どうするの?」という話しだ。さらに言うなら、ブログ論好きのブロガーがたまに書く身辺雑記やレビューもどきがいつにも増してクソつまらないという、今そこにある現実、今そこにある危機的状況をどうするの?という話しだ。その己の駄記事を自身がどう捉えるのかということだ。

うひー、すいませんっ。この日記は「駄記事」だらけです。(>_<)
しかも、昨日の日記では「必ずしも読む人にとって有益なこと(実際に役立つことから、笑えたとか、いい暇つぶしになったとかも含めて)を書かなくてもいいんだ」とか書いて、つまらない記事しか書けない己の文章力の無さを棚に上げて、しかも、ちょっと偉そうにしてる、という超絶イタイことになっちゃってます。(>_<)
穴があったら入りたい、ってこんな気分?
すいません、あと少しだけ引用。

君のあなたの考える、良きブログ悪しきブログはわかったから、じゃあ書けば?と。僕はブログについてこう思う、わたしはこう思うという発表会はもういいだろうと。もっと言うなら、めいっぱい考察だけはしているくせに、その破壊的なつまらなさは何?という。己の駄記事につけられた言及なしリンクなしTBを晒し上げてる暇はあれど、そのクソつまらないエントリーをどうにかする暇はないのかと。メタメタ言って思考停止して「相田みつを」的な罠に嵌り続けるのが「うぇぶにーてんぜろ」ってやつなのかと。で、あなたは、君は、どうするの?

撃沈。(*_*)
「破壊的なつまらなさ」とまで言われたら、もう迂闊なこと書けないっすよ。


…と、ここまで書いてふと思ったのですが、この日記ではブログ論なんてあんまりやってないよなぁ、実は。というか、別ブログ*1で少しそういうことをやりすぎて、自分自身がちょっと辛くなってきちゃって、息抜きする場を作りたいと思って、はてなに来たんだった。たまに「ブログ文章術」さんのお題をやったりとかはしてるけど、そのくらい。
強いてあげれば、一昨日の日記はブログ論っぽいかもしれないけれど。つーか、あれほんとは「プロレスって楽しいよね」って書きたかっただけなんだけど(←バカ)。


でも、「弁償」さんの記事みたいなこと書かれると、「もう、俺、ブログ論っぽいこと書くのやめとこ」って思っちゃいますね。(と言いつつ、そのうち書いちゃうかもですが。そのときは、「弁償」さんすいません、こんな記事読まなくていいですから、と心の中で思いながら書きます。)
もちろん、「弁償」さんの記事に対して異論のある人はいっぱい居るだろうから、たぶんこれから書かれるであろう反論記事を、ちょっと楽しみにしてます。僕は書かないけど。


※この記事中で「弁償するとき目が光る」を「弁償」さんと勝手に省略したのは、省略せずに繰り返し書いてあるのは読みにくいだろうと思ってそうしただけで、他意はありません。あえてyuki1976_2さんというハンドルを使わなかったのは、「弁償するとき目が光る」というブログの中の記事について言及している、ということを強調したかったからです。


(追記)
上記記事のはてブのコメント欄で「自分がどうする、という話を他人は興味を持ってないだろう」と書かれている人がいましたが、えー、そんなことないですよ、興味あります。少なくとも、僕は。
あと、誤解のないよう付け加えておきますが、僕は、他の人のブログ論を読むのは大好きですからね。

*1:最近は、開店休業状態ですね。でも、閉鎖する気はありません。今のところ。