どうでもいい話を2、3。

  • 僕は今年で31歳になるのだが、某ブロガーさんと誕生日が同じだったということが最近分かった。年齢はあちらが一つ上。他に同じ誕生日の有名人と言うと、エリザベス1世とかエリア・カザンとか鹿児島出身の大物フォーク歌手とか。
  • いつまで経ってもよく分からないのは「非モテ」。これの対義語は「モテ」か? 違うんだろうな。「モテ」というのはごく少数の人しか居ないわけで、そこから考えると99%の人が「非モテ」になってしまう。でも「非モテ」を論じる人の視点は、もっと「非モテ」を狭い範囲で捉えているように思える。だから、「非モテ」の対義語は「非・非モテ」のような気がする。それが気に入らないと言えば気に入らない。
  • 引越しをして、1ヶ月ほど経ったが、ようやく落ち着いてきた。最近全然買わなくなったCDだが、それでもリビングの壁1面を埋め尽くすほどの量に、我ながら唖然とする。枚数は1000枚以上ということしか分からない。2000枚は超えてないと思う、たぶん。
  • 本の量はたいしたことなかった。でも、実家に置きっ放しの本が、まだ本棚2本分(一つの段に前後に2列ずつ詰まっている)はある…。どう考えても置く場所がない。
  • アトピーが少し良くなってきた。薬は手放せないが、大分コントロール出来るようになってきたみたい。前は、夜も肌がかゆくて眠れないことが多かったが、最近はまあまあ眠れる。しかし、冬は肌が乾燥して症状が悪化し、夏は汗を大量にかくせいで(あせもがひどいのよ)症状が悪化する、ってどうなのよ。秋口辺りが一年で一番過ごしやすいので、これからは少しだけ楽になる。けど、まだ残暑がかなり厳しい。名古屋は今日も30℃超えみたいだ。死ぬ。
  • うちの奥さんはアンパンマン好き。ただし、あのストーリーがと言うより、キャラクターとして好き、ということらしい。2歳のうちの娘も、親の影響で当然のごとくアンパンマン好き。でも、アニメはほとんど見たことがないはず。*1絵本が1冊あるので、ばいきんまんが悪役というのはなんとなく分かっていそうだけど、そもそも物語における善悪の区別とか、まだ理解していないっぽい。でも、2〜3歳くらいのこどもで、アンパンマンが大っ嫌い、という子は知り合いの子なんかを見てもあんまり居ないような気もする。やはり、あの単純なキャラクターの造形というのが最大のポイントではないのかなぁ。
  • finalventさんが書いていたけれど、アンパンマンの話って「べたな、東欧的な社会主義」と言われると、確かにそんな感じがする。僕の実家では「赤旗」を購読してたし、母親も組合活動とか積極的にやってて、そういう家庭で育ったので、その辺の感じは身体感覚としてしっくりくる。誤解を恐れず言うと、ちょっと民青臭いかも。*2
  • ところで、ヴィレッジヴァンガードなんかに行くと、最初期のアンパンマンの絵本が売っているのだけれど、それには顔を食べさせる相手として、兵隊さんが出てくる。腹を空かした兵士のモチーフは、水木しげる氏にも共通して見られる。やなせたかし氏にも従軍経験*3があるらしいけれど、戦場で飢えた兵士ほど惨めなものはない、というような感覚があるんじゃないかなぁ、とかちょっと思う。まぁ、そうでなくても戦争で日本は飢えた。そういう経験から、人々を飢えから救う自己犠牲のヒーローを作り出した、という見方はありがちと言えばありがち。*4最初期のアンパンマンは顔(というか頭部)を全部食べられても空を飛んだりしている。今ではそういう絵は見られなくなった。飽食の時代になって、アンパンマンもちょっとかじられたぐらいですぐに新しい顔をもらえるようになったのは、皮肉と言えば皮肉。(残った顔の部分はどうしているんだろうか? ジャムおじさんとかバタ子さんが後で食べてます、ってことはなさそうに思う。チーズの餌?)
  • 2、3とか言いつつ結構長くなったが、ま、いいでしょ。

*1:託児スペースがある店で、たまに流れているのは見たことがある。

*2:僕は民青の活動はしたことない。知り合いでやってる人は居た。

*3:やなせ氏も水木氏も陸軍だったらしい。

*4:finalventさんは「捨身供養」という言葉を使っていたが、そういう感じもある。捨身供養自体は仏教の言葉だが、キリスト教的でもある。やなせ氏はクリスチャンだそう。というか大乗仏教自体、キリスト教的な印象もある。大乗仏教キリスト教から影響を受けている、とまで言っちゃうとトンデモかな。