「親との和解」がテーマの「感動的なストーリー」で泣きたい人は、映画を見てみるというのはどうでしょう。(なんとなく、昨日の日記の続き)

例えばこんなもの↓

「ナントカの法則」に出てくる話よりも、ずっと突拍子も無くて荒唐無稽な展開かもしれません、ある意味。
しかも、「傾聴・受容・共感」というカウンセリングの基本的な技法も使われてます。(映画の中で直接的に出てくるわけではありませんが、映画表現の手法として用いられています。つーか、面白い映画は多かれ少なかれそういう手法が使われてますよね。)
で、こういう「表現」ならば、だまされてもいいし錯覚させられてもいい、と思えるんですよ。それだけの「質」がある、というか。「自己啓発」でも「精神世界系」でもなんでもいいんですが、人を感動させて自分のフィールドに取り込もうとするものって、その「感動的な話」自体がなんであそこまでお粗末なんでしょう? わざと?
まぁ、「質」云々は結局のところ個人の主観の問題なので、僕がどうこういうことじゃないんでしょうけどね。
あー、この映画は良いですよ。泣ける。僕も映画館で号泣しました。ティム・バートンの映画に泣かされるとは夢にも思わなかったなぁ。その後の人生は変わりませんでしたけどね、僕は。