年末年始病人日記

今さらな感は否めませんが。
僕は、もともと、アトピー性皮膚炎の持病を持っているのですが、ここ数年は病状が比較的落ち着いていたせいもあって、通院治療はしていませんでした。(サボっていた、と言った方がより正確かも…。)
ところが、昨年(2006年)の夏ごろから症状がひどくなり始め、それでもしばらくは、だましだまし我慢していたのですが、年末についに耐えられなくなり(要するに皮膚がかゆくてたまらない、いっそ死にたいくらい、夜も眠れねぇ、というような状態になり)、数年前に通っていた某クリニックに通院することにしました。かつて、そのクリニックに通っていたときは、症状もだいぶ改善したし、そこの先生も腕は確かだと信頼していたのですが、自宅から微妙に遠くにあるとか、僕自身も転職だなんだと身辺が慌ただしくなってしまったとか、いろいろあって通わなくなってしまっていたのです。
それで、数年ぶりに本格的なアトピー治療を再開することになったわけですが、この某クリニックでは、患者それぞれの個別の症状に合わせた治療法を組み合わせていく、という方針をとっています。基本的には漢方を主体としたものが多いように感じますが。
僕の場合、飲み薬として漢方薬(これが煎じ薬なのですが、トータルで1時間は火にかけておかないといけないので、結構手間。)を1日2回飲み、軟膏を2種類混ぜ合わせたもの(これは、後にもう少し種類が増えました。)を患部に塗り、あと、朝晩2回イソジン液を患部に塗る(これは、皮膚上の黄色ブドウ球菌を減らすために消毒する、という目的であると説明されています)、ということになりました。
お分かりかと思いますが、これはなかなか手間がかかります。軟膏を塗るくらいは、どうってことはないのですが、煎じ薬を用意するために1日1回(2回分をまとめて作るので)は必ず1時間かかるわけだし、何より、朝晩2回のイソジン液での消毒が、結構しんどいのです。ただ塗るだけではなく、消毒後(イソジン液が乾燥したら)、すぐにシャワーなどで洗い流す必要もあるので、1年で最も寒い時期に、1日で最も気温の低い時間帯に、これを続けるのは、僕としては、かなりきついです。
とは言え、これもアトピーの症状改善のため、と思って頑張っていた(そして、症状もだんだん良くなってきた)のですが、無理が祟ったのか、年明けに体調を崩し(つーか、まぁ、風邪を引いて)寝込んでしまいました。とりあえず市販の風邪薬を飲んで多少持ち直したのですが、体調を崩した影響か、アトピーの方の症状が悪化したりして、前途多難な正月になってしまいました。
それでも、アトピーと風邪だけなら、まぁ、ものすごく大変ということはないので、なんとかやり過ごせそうだったのですが、先週ぐらいから、それに加えて偏頭痛らしきものが起こり始めてしまって、どうも歯から痛みが来ている気がする。ということで、近所の歯科に行ったのですが、表面上は虫歯や歯周病ではないらしく、噛み合わせが悪いのではないか、ということになって、歯を少し削る。で、しばらく様子を見ていたら、2日後くらいに、また頭痛が始まってしまった(夜中に痛くなって目が覚めてしまった)ので、再度歯科に行くと、前回には無かった症状(歯茎周辺の痛み)があり、これはどうも虫歯かもしれない、とレントゲンを撮ったが、本当に虫歯かどうか微妙、という結果。それでも、噛み合わせがまだ悪いんじゃないかという気がしていたので、それを先生に伝えると、やはり悪いところがあるらしく、また歯を削って咬合調整。でも、また我慢できないほど痛くなったら困るので、今度は痛み止めを処方してもらいました。現在も時々服薬中。
それから、実は風邪がいつまで経ってもすっきりとは治らず、特に鼻水がずっと止まらない状態が続いていたため、内科にも受診。どうでもいいですが、鼻水が少し固まってくると、独特の匂いを発するようになり、鼻水が出っぱなしということは、常に、その匂いを感じている、ということになり、なかなかこれもつらいもんです。で、内科でも風邪薬をもらい、服薬中。
現在、皮膚科・内科・歯科からそれぞれ投薬され、皮膚科はこれからも長くお世話になるだろうから仕方ないとしても、内科と歯科もまだまだ油断できない感じ。厄年でもないのになんなんですかね。こういうときは、いくら「信じない」と口では言っていても、元旦に近所の神社で引いた、「大吉」のおみくじが心の支えになっていることは否定できませんね(苦笑)。

…というわけで、病人日記はまだ継続中です。進展があったら、また書く、かも。