昨日はテレビを消して、ラジオを聴いていました。

何故なら、地上波のテレビでは東京ドームの中日対巨人戦を放送していなかったから。BS?なんですか、それは。とりあえず、中日のリーグ優勝が決まってよかった。
でも、久々にラジオでプロ野球中継を聴いてみると、結構面白い。それなりに盛り上がります。野球とラジオの親和性はかなり高いなぁ、と改めて思いました。
野球はひとつひとつのプレーごとに「間」ができるので、放送する側もリズムが作りやすいような気がします。それに、その「間」において、情報をかなり補うことができるので、テレビとラジオとで受け取る情報量が比較的少なくなります。だから、映像が無くても意外と楽しい。
これが他のスポーツだとそうはいきません。サッカーなどは、一つのプレーを解説している間に、点が入ってしまってたりすることがあるし。
余談ですが、野球というスポーツは観戦していても、比較的冷静に見られるのですが、それはやっぱり「間」があるから。しびれるプレーや興奮する場面はもちろんあるのですが、「間」があるので少しクールダウンできるところがある。なので、見ていて(聴いていて)あまり疲れない。サッカーは基本的には「間」がないので、観戦している最中ずっと興奮しっぱなしになるところがどうしてもあるので、ちょっと疲れちゃう。あと、ボクシングなんかも、試合中は集中して見ていないといけないのですが、こちらは3分ごとに必ず「間」があるので、それも一つのリズムになり、そこまで疲れはしないかな。ま、どれが良くてどれが悪いとかいう話では全然ありませんが。


ところで、地上波のテレビで、この中日優勝の場面が(全く、地元でさえ)生中継されなかったということの是非は、やはり問われてしかるべきことだと思いますが、個人的には「まぁ、しゃーないがね。プロ野球の人気が相対的に落ちとることもあるし。ほんでも、ラジオで中継やってくれとるだけ、ありがてゃーと思わなかんわ。」って感じですね。
ともかく、中日優勝おめでとう。試合後のインタビューのときに、落合監督が涙で上手くしゃべれなかったのを聞いたときは、こっちもちょっとグッときました。