ガチとかヤオとか

なんか上の記事は、この日記にしては珍しくはてブでも言及されてるらしく、意外というか嬉しいというか、ひえー。
で、ちょっと気になったのがこのコメント↓

2006年05月15日 gotanda6 GAEAだけはガチなのか!?

いや、そんなことはないでしょう、たぶん。もちろん、NOAHだけはガチ、みたいなことも言いませんよ。いや、分からんけど。
というか、ガチとかヤオとか、僕はあんまり興味ないです。
ガチであろうがなかろうが、プロレスはプロレスであって、その価値は微塵も揺るぎません。むしろ、そのグレーゾーンを楽しめ、と。
大体、団体によっては年間100日以上(あるいはもっと)もあるプロレスの興行で、全てが細部にわたってシナリオがあると思ってる方が、僕に言わせればおかしい。(gotanda6さんはそういうことをおっしゃっているわけではないでしょうけど。)


今回の論争(?)に照らして考えると、当事者が真剣である無しに関わらず、プロレス的に見えてしまう、いや、むしろそれがプロレスそのものではないだろうか、とか思ってるんですよね、僕は。
もちろん、ガチなんでしょうけど、そればっかりだと(当事者も)疲れちゃうので、ヤオっぽく見えてしまうような行為(クネクネって言うの?違う?)もときにはあったりして、グレーゾーンがどうしても出てきてしまうんですよね。だって、人の目があるんだから、それが当然でしょう(と思います)。
それを、観客というか外野・野次馬はエンターテイメントとして楽しんじゃう、良くも悪くも。


で、プロレスってのはエンターテイメントそのものであるので、観客の目を強く意識しています(と思います)。ガチであっても、その意識は試合内容に少なからず影響するでしょう。
そういう、人からどう見られているか、というメタな視点は優れたレスラーの必要条件であるような気もします。(「天才」とか「天然」という例外は居るかもしれませんね!)
これも、ブログでの論争でも、いち早くメタな視点を獲得した方が偉そうに見える、ってのと似てるかもですね。


だから、何が言いたいかって言うと、「プロレス?どうせヤオだろ」みたいなつまらんこと言ってないで、思い切ってその中に飛び込んでいけば、楽しいかもよ?、ってことですね。
つーか、もっとみんなプロレスを讃えろ、みたいな。