坊主

髪が長くなりすぎて鬱陶しかったので、つい先日、美容院で切ってもらってきました。「切って」というより「刈って」が正しい。
今度の週末に、大学時代の友人の結婚式に出なくてはいけないこともあり、さっぱりしたかったのですが、美容師さんに「坊主に近いくらいで」と注文したら、坊主そのものになりました。一応ヘアカタログから「こんな感じ」、と選んだのですが、普通ある程度切った後に「どうでしょう?」とか聴くもんじゃないですか。いや、僕はそう思い込んでいたのですが、そういうのは一切なし。最後の最後に、一応確認はしましたが、そのときにはもう「これでいいです」としか言えんわな。「伸ばせ」とは言えんもん。
とはいえ、その美容師さんの腕自体は悪くないし、仕上がりも単なる坊主頭というより、頭の形がよく見えるように長さを調整してくれているので、そんなに不満はないんですが。そこの美容院は初めてだったのだけれど、金額もわりと安めだったので、次もそこへ行ってみよう。
周りの反応は、仕事関係ではそれほど反響はなく、「あ、髪形変えたね」程度の反応。ま、そんなもんか。バンドやってるときは、ほぼスキンヘッドだったし、それほどの新鮮さは自分でもないくらいだし。
ただ、娘が生まれてからここまで短くしたのは初めてだったので、美容院から帰ってきたときの反応が「あ、お父さんの髪形、変」だったのはいたしかたなし。
で、寒いわけだ、まだ、この時季。自転車で出かける時などは、ニットキャップをタンスの奥からひっぱり出してきてかぶらないと、とてもじゃないが無理。それで、帰宅すると、娘に「お父さん、帽子、変」と笑顔で言われ、ニットキャップを脱ぐと、今度は「お父さん、変な顔」ときたもんだ。やはり、満面の笑顔で。顔じゃねぇって、髪だって。いや、やっぱり変だよ、顔も、ふん。