年齢のこととか

さて、僕が今年中に30代に突入*1ということは、別ブログのプロフィールのところに書いてあるわけですが、なんつーか、そのことについての感慨も一応あるので、書いておこうかと。
10代の頃は、はたして自分が30歳になるまで生きているものか、あんまり実感がなかったなぁ。ま、誰でもそうなのかもしれませんが。想像したところで、30歳というのはものすごく大人のイメージで、つまり、おっさん以外の何物でもない。実際は、それほどでもないというか、自分の未熟さ(精神年齢の低さ)に愕然とするほど。
20歳くらいの時は、まぁ、30歳という年齢にはなるんだろうな、とは思ってたけど、まだまだ遠い先の話に思えて、というか、その前に目先の2〜3年後の自分の方があまりにも切実な問題で、30歳の自分なんて想像する余裕がなかった。
それは年々ひどくなっていって、25歳くらいの時がピーク。1年後、いや、半年後の自分も上手くイメージできないような状態。ま、当時はフリーターだったし、ってのがでかいけれど。
たかだか5年くらい前の自分は、今の自分が結婚していて、しかも子どもまでいる、という状況を予想すら出来なかった。人生なんてそんなもんだよ、と言われれば、そんなもんか、って感じですが。
ところが、いざ自分が30歳くらいになってみると、40歳くらいの自分、50歳くらいの自分、60歳くらいの自分、ってものがかなり簡単に想像出来てしまうんですね。もちろん、予想が外れる部分もあるでしょうが、誤差の範囲内というか、最低の場合でも最高の場合でも、こんなものだろうと感じてしまえる、ような気がするんです。それなりに振れ幅の大きな人生をこれまでも送ってきたので、これから先にもっと大きな振れ幅があっても(なくても)、「予想の範囲内」で収まると考えちゃうだろう、と。最悪、死んだとしても、えー意外、ってことにはならんよな、というのもあります。
それが、年を取った、ということなのかな、とか。別にそれがいやだとも思いませんが。

*1:これからするのか、既にしたのかはさておき。僕が本当のことを書いてるかどうかもさておき。