皆さんそんなにボクシングが好きだったんですね。

人気がずっと低下傾向にあったのは事実なので、理由はどうあれ、注目が集まるのは良いことなのでは、と。この機会に是非、他の選手のことも知ってあげて欲しい、と切に願います。
以下、はてブ経由などで読んだ記事の感想。


『切込隊長BLOG(ブログ) - 19歳の亀田興毅さんが、その人生を賭けて、私たちに教えてくれたこと』切込隊長氏らしい面白い記事。週刊誌的な興味を思いっきり引かれます。でも、これってその筋の方々がリングサイドに座ってるのをテレビで見て、そこから話を膨らませているだけなんじゃないでしょうか? 違う? 僕は、内田裕也氏(追記:内田裕也氏じゃなくて康芳夫氏だったらしいという情報が。どちらが正しいのか僕にはよく分かりません。)と朝青龍関の間に座ってる人が誰だか分からないなぁ、誰だろう、ぐらいのことしか考えなかったですけど。


『BigBang: クソガキの覗き込んだ奈落-----亀田戦に想う』→BigBang氏がこんなにナイーブなことを書かれるとは、ちょっと意外。「クソガキは世界チャンプの称号と引き換えに、汚い商業主義の奈落に堕ちた。」ってすごい言葉だな。たしかに、この記事に書いてある通りなんですけど、それってそんなに大げさに言うようなことなのかな。世界チャンピオンが商業主義と切り離せない存在であることは当たり前、というか、亀田選手の場合、チャンピオンになる前から商業主義と結びついていたわけで、何を今さら、という気がしないでもないです。ある意味で亀田選手に期待をかけていて、それを裏切られたから、ということなんでしょうか。


『記者の目:微妙な判定 亀田興毅WBA王座 来住哲司−今日の話題:MSN毎日インタラクティブ』→この記事が、僕の今の気持ちにいちばん近いかな、と思いました。「ラウンド・マスト・システム」の説明とその問題点についても(簡単にではあるけれど)書かれていて、分かりやすくていい記事だと思います。採点上は「明らかに亀田選手の負け」という結果には必ずしもならない、ということがよく分かるのではないかと。(でも、やっぱり「不可解」とは言われちゃうのも、しょうがないか。)まぁ、WBAが「亀田寄り」だったというのは、そうなんでしょうね、たぶん。


それにしても、スポーツ紙や全国紙も含めたほとんどのマスコミや、ブログなどのWEB上の批判や非難というものは、亀田選手が人気を集めながらも、その一方で敵もたくさん作ってきた、ということを示していると言えそうです。これまでも、格下の相手とばかり対戦している、という批判はあったけれど、少なくとも全てKO勝利をおさめているという結果でもってそれをねじ伏せてきた。それが、今回「微妙な判定」ということになって、「敵」に攻撃材料を与えてしまったんだなぁ、と僕なんかは思っちゃうんですよね。(上に挙げた2つのブログの記事の書き手は「敵」とは言えないと思いますが。)


…てなことを思ってたら、こんな記事が。↓
亀田興毅:減量きつい…タイトル返上も−格闘技:MSN毎日インタラクティブ
うーん、防衛戦を全くしないままタイトル返上? それだけは避けてほしいな、と。