プロディジーとかその他いろいろ

去年の秋ごろに出ていたプロディジーのベストアルバムを、最近ようやく購入。初回限定盤が、いまだにレコード屋に普通に置いてあって、「あぁ、今ってホントにCDが売れないんだねぇ」と思いました。いや、単にプロディジーが今いちなだけか?
とりあえず付属のDVDを鑑賞。いやー、面白い。ライブはやっぱりかっこいいなぁ。PV集も入ってて、これは時代の流れを感じさせるものも多い(特に初期)けど、後期というか3rdアルバムの『The Fat of the Land』以降のものは今でも結構いけそう。初期のものも逆の意味で楽しい。ファッションのダサさとか、素敵。



あと、他にもいろいろ買ってあるCDがあるんだけど、なかなか消化しきれてません。以下、聴けたものについて、ちょっとだけ。

  • プライマル・スクリームの新作は、一応義務感にかられて買いましたが、うーん、微妙。
  • Coccoの『ザンサイアン』は素晴らしい作品。「お帰りなさい」って素直な気持ちで言いたくなる。ハードっていうかへヴィなアレンジの曲は減ったけれど、感情のへヴィさはやっぱり健在。そして、この人の唄には、歌詞も含めて独特の色気(というかエロさ)があって、それもいい。いや、それがいい(SINGER SONGERのときはエロさが控えめだった)。
  • BOOM BOOM SATELLITESの『ON』、ちょーかっこいい、ちょーロック。
  • 少年ナイフのライブ盤、楽しい。結成25周年とはとても思えない若々しさ。つーか、この人たちずっと年齢不詳なんだけど、結成したときにはOLさんだったわけで、ということは…。にわかには信じられない年齢のはずなんだよね(メンバーチェンジはあったけど)。大好き。
  • 少年ナイフのトリビュート盤は、甲本ヒロト真島昌利のそれぞれのソロ参加が、目玉っちゃ目玉か。それらもいいけど、個人的にはbloodthirsty butchers“ロケットにのって”とeastern youth“コンクリート・アニマルズ”がお気に入り。
  • 斉藤和義『俺たちのロックロール』。えっと、斉藤さんももう40歳? 枯れ具合がすごい。いい意味で。シングル曲が多いらしいけど、普段シングル曲は追っかけていないので、僕には関係ないっす。でも、少年ナイフよりは若い(推定)んだから、もう少し元気な曲も…、ってこの人昔から枯れていたよ、そう言えば。この調子で行って下さい。“モルダウの流れ”(スメタナのカバー(!))がなんの違和感もなく嵌まってて、笑えた。

あと、ソニック・ユース、envy、ニール・ヤングに他にもいろいろも聴かなくちゃ。幾つかは旅行中の車のBGMで聴くことになりそう。とりあえず、今年の個人的アルバム・オブ・ザ・イヤーは、宇多田ヒカルULTRA BLUE』に決定してますが。