今日は父の日。なので「家族」についてちょっと。

結婚してよかったと思うことの一つに、うちの奥さんが誕生日とか母の日とかの家族内行事的なものに非常にまめな人だった、ということがあります。
僕自身は、そういうことに全然まめじゃなくて、それも主義としてやらないのではなく、ただずぼらだからなんですが、奥さんのおかげで前より不義理をしなくてすんでます。
まぁ、僕の家族はちょっと複雑な事情があって、それは、僕が幼い頃に両親が離婚していて、それが僕が高校生くらいのときに復縁した、というものなんですが、そのせいか僕は、家族というものは基本的に流動的なものだ、と思っているんですね。
だから、逆に、家族を家族たらしめているのは(今日の父の日のような)細かな行事なんかの積み重ねなんだ、という気がするんですよ。
家族は、ただ血が繋がっているから家族なんじゃなくて、「家族らしい」行為をしているから家族として機能するんだ、って感じでしょうかね。
もちろん、その「家族らしさ」というものは家族の数だけ種類があるものなので、行事を多くやっていても機能不全の家族もあれば、全く行事をやらなくてもしっかり機能している家族もあるでしょう。
もし、「中身が先か、器が先か」という話をするならば、そんなの両方大事に決まってるよね、というありきたりの結論になっちゃいますが。
とはいえ、うちの家族が、家族としてきちんと機能しているのかどうかとなると、判断が難しいところではありますね(爆)。